投資を始める前にちょっと待った!投資の本質と注意点をちゃんと理解していますか?

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投資はある意味、副業の一つとも言えます。中には本業にしている投資家もいますが、殆どの場合は、副業的な立ち位置とも言えますね。

投資を始めるきっかけは、少しでも収入源を増やしたい、資金を増やしたいなど様々な理由があるでしょうが、根本的にはお金にお金を稼いでもらおうというのが投資になります。

現在の世の中は様々な変化や不安定な所が多々ありますので、世界だけでなく日本でも、投資を実践する人たちは増えてきていると言えます。それが顕著に現れたのは昨年(2017年)の「仮想通貨ブーム」です。

比較的、手軽にシンプルにできる仮想通貨が一般の人達でも参入しやすくなり、トレードを行わなくても、保有だけでも稼げたのが昨年でした。

そのために、億稼ぐ人たち(億り人なる)がたくさん登場したのも記憶に新しい所です。今年は昨年とは違って、保有だけでは稼げなくなってきていますし、仮想通貨の値動きもある一定ラインで上限している現状で、大きな利益を得る事が難しくなってきています。

そんな中で、仮想通貨だけにかかわらず、投資に関して、興味を持つ人たちが増えてきているのは本当です。投資を実践しようと決めて行動するのは良いことですが、特に初めて投資をされる場合は、投資というものがどのようなものかをしっかりとその本質を知ってから始める事が大切です。

今回はその投資の本質と実践する場合の注意点などを解説していこうと思います。初心者の方は知っておいた方がいい事ですので、しっかりと理解した上で、投資を実践してください。

投資とは

投資とは、一般的に利益を得る目的で事業や商品、人などに資金を出すことです。それによって、将来的な利益を期待する事も表しています。

金融的な意味から、解説すると、金融商品などの売買をする事で、その売買の差益を得ようとする事であり、金融商品などを保有する事で、配当金などの利益を得ようとする事になります。

投資と貯蓄の違いとは

資金を増やす方法で投資以外に、貯蓄(貯金など)がありますが、投資と貯金はどのように違うのでしょうか。

貯蓄は、銀行などの口座にお金を預けたり、定期預金を積立るなどになります。預ける事で、利息(利率による利益)を得る事ができます。この利息の利率が高い場合は利益も期待できますが、現在は、利率も低く1%にも満たない利益のため、預けても利益はあまり期待ができません。

資金を安全に保管でき、減らす事なく、増やせる点が貯蓄の特徴とも言えます。
お金を運用するという事を考えると貯蓄は安全に保管できるという点がポイントになります。

その反面、投資は、お金を運用する事にポイントがあり、資金を投じた以上の金額(利益)が期待できるものになります。お金を増やす事に重点が置かれているので、貯蓄とはその点が違ってきます。

ただし、投資は、お金を運用する事で、投資した資金の元本が減ってしまうというリスクが伴うので、資金を運用する勉強などが必要になってきます。売買の方法やタイミングなども学ぶ事が大切です。

投資の種類

投資には様々な種類と方法があります。メジャーな投資をご紹介したいと思います。

国内株式

日本企業が発行する株式を買うことで、株主になり、様々な権利を持つことができる金融商品になります。

FX(外国為替保証金取引)

外国の通貨を売買して利益を得る取引になります。外国為替保証金取引または外国為替証拠金取引とも呼ばれています。

国内債券

債券とは、国や地方公共団体、企業などが資金を集めるために発行する証券です。

国内投資信託

たくさんの一般の投資家から集められたお金を投資の専門家が投資運用し、その損益を投資家に分配するものになります。

国内不動産

マンションやアパート、駐車場などの建物や土地などのオーナーになって、
賃料などで利益を得る方法になります。

先物取引

ある商品や金融商品を将来の一定の期間に、今の時点で決めた価格で取引し、契約をします。その期日が来た時に、利益があがっても下がっても取り決めた価格を支払わなくてはいけない事を言います。

金・銀など

金で出来たアクセサリーや金地金、金貨を購入して、利益を得る事が出来ます。
また、純金積み立てと言う、金を購入し、積み立てて行く方法もあります。
銀も同じになります。

外貨預金

海外の通貨(外貨)を円以外の通貨で資産を作って運用していくことです。
外貨には米ドル、ユーロ、元、ポンド、フランなど、様々な通貨が運用されています。新興国の通貨などは将来性などを見て、運用されています。

仮想通貨

電子通貨によるお金の運用になります。

詳しくは以下を参考にされてください。

仮想通貨の基本を詳しく解説しています。

その他に、海外不動産、外国投資信託、外国株式、外国債券などがあります。

投資のリスク

投資において、常にリスクがつきまといますが、そのリスク(デメリット)を知らないと投資で失敗をする事になりかねません。

ですから、投資のリスクをしっかりと理解しておくこととリスクを最小限にする方法を学んだり、知る事が大切です。

投資のリスク(デメリット)には・・・

投資資金の元本の保証がない

投資の場合、初期投資が必要になります。資金をかけて、投資をする事で、利益を得る事ができるのですが、投資した資金のすべて(元本)がすべて返ってこないという事があります。

つまり、投資した資金が減ってしまうという事も起こるわけです。それが良く言われる資金を溶かしたとか、失ったと言われるものです。

また、投資をした金融商品、特に株や債券などは価格がその時の情勢や政治、経済、投資家の心理などに左右されるため、変動しやすいという特徴があります。

価格の変動に伴って、利益が、上昇したり、下降したりするので、その変動によって受け取る額が元本よりも少なる場合もあるわけです。

ですから、投資をして、儲かるという事だけにシフトをしないで、元本割れもある事をしっかりと理解した上で、投資を行っていくことが大切です。
そのための勉強など知識を身に付ける事も必要です。

手数料や税金がかかる

投資をする場合、資金以外に、取引をする際に手数料がかかります。今はネット証券などを利用する機会が多くなってきていますので、利用する証券会社によっては手数料が違ってくるので、利用しやすい証券会社や手数料を比較して、選ぶ事がポイントになります。

また、ネット証券の中には、口座維持手数料などがかかる会社があるので、その点もしっかり確認する事が必要です。

手数料以外に、利益が出れば、税金がかかってきます。最近ですと、仮想通貨の利益が多くなればなるほど、累進課税によって所得税の税率は最大45%までに上がり、住民税10%と合計して、最大55%になります。

利益が多ければ多くなるほど、税金の負担が高くなるので、税金の仕組みを知っておく必要がありますね。なお、利益が出たら、しっかりと申告をしましょう。

詳しくは以下の記事を参考にされてください。

仮想通貨の税金と税率、申告や雑所得と累進課税についても詳しく解説しています。

取り組み方を間違えると生活が破綻する

投資は資金を運用することで利益を得る事ができるものですが、そのやり方や選び方(金融商品など)を間違えると、資金を減らしたり、すべてを失うと事をまねいてしまいかねません。

また、投資は投資先によっても左右されるため、投資対象の会社の業績によっては儲からない場合は最悪、会社の倒産などがあれば、資金を失う可能性もあります。

何も知らずに、儲かるからと投資をするのは危険です。まずは、基本的な事など知識を身に付けて、投資を行っていくことが大切です。また、資金は最初から大きな金額を投資せずに、今の生活を維持しながら、投資ができる資金を使って、運用していくことです。

知識を身に付ける事や運用する資金額以外に、自分自身の精神状態も重要なポイントになります。儲かったからと喜んでいると思わぬ罠にハマったり、無理な投資をしてしまう危険性があります。

そのために、生活ができなくなってしまい、人生を台無しにしてしまう事にもなりかねませんので、常に、知識を身に付け、経験を積み、検証し、実行していくことが大切です。出来る限り、冷静な判断力も必要ですね。

投資で失敗しないために注意する点

投資に関する情報はリアルやネット上に溢れています。その中で、初心者が投資を行っていく場合、失敗をしないためにも注意する点をご紹介します。

簡単に儲かる話やうまい話には気を付ける

投資に関する商品や情報は日々、たくさん発信されていますし、提供されています。その中に、「簡単に儲かる」「何もしないで利益が得られる」「●●を使うとすぐに稼げる」など、楽に稼げる情報が溢れています。

しかし、世の中はそんなに甘くありませんし、そんな上手い話はありません。投資のリスクとリターンは常に相対的な関係になっています。リターンが大きいものはリスクも大きくなりますし、リターンが小さければリスクも小さくなります。

ですから、リターンが大きくてリスクが小さいという投資はとても危険ですね。
投資において、短期間で一獲千金になるものはありませんので、まずはコツコツと利益を積み上げて行くことが大切ですし、そうすることで最終的に利益を積み上げて行くことに繋がっていきます。

謳い文句や誇大表現などのセールストークには気を付ける

特にネット上には様々な投資に関する情報が溢れています。投資商品を紹介する広告もたくさんありますので、そのセールストークには十分に注意する必要があります。

「儲かる」「稼げる」という謳い文句や誇大表現などを使って、セールスを仕掛けてきますので、その言葉を鵜呑みにするのは危険です。

表現によっては意味を間違えてしまいかねない表現もありますので、その落とし穴に落ちないためにも、見極める力も必要になります。

無理な資金をかけない

リスクの所でもお伝えしたように、無理な資金は生活を破綻させてしまかねません。投資は余剰金で取り組んだ方がいいと言われます。

生活を切り詰めたり、借金などをしてまで投資をするのは危険です。毎日の生活をしながら、無理のない範囲内で投資をしていくことが大切です。

自分なりのルールを決めるのもいい方法です。そのルールを超えないようにする事でリスクを回避することができますし、メンタル面でも抑制が効くので良いと思います。

1日中、投資に時間をかけない

短期トレードなどは常にチャートを見ていないといけない場合も多いです。時間がある人や投資を専門にしているのなら出来るかもしれませんが、仕事や家事などをしている場合は常にチャートや取引を行う事は無理があります。

チャートや取引にばかり集中していると生活がおろそかになりますので、無理の内容にする事とルールを決める事が大事ですね。

初心者は短期投資より長期投資が向いている

初心者が投資を行う場合、短期投資よりも長期投資の方が向いています。その理由にはいくつかあります。

長期投資は、長期的な時間をかけて利益を積み重ねていくので、じっくりと時間をかけて、運用をしていくことができます。しっかりと分析をして、金融商品を購入していくので、リスクを最小限にしていくことができます。

また、取引を行う場合、短期投資とは違って、1日中、チャートに張り付いている必要がありません。長期的に見ながら、投資をしていくので、仕事をしながら、その合間に投資をしていくことができるので、精神的にも楽に続ける事ができます。自分自身の生活スタイルを変えずに実践することができます。

以上がメリットになりますが、デメリットとしては、短期的に利益を出すことが出来ないという事です。

長期的に長い目で利益を積み上げて行くので、時間がかかる点を理解しておく必要があります。だからと言って、利益が出ないというわけではありません。たとえ、小さな金額でも時間と共に利益が積み上がっていけば、利益も増えて行きますので、堅実に利益を作って行きたい場合は長期投資が向いています。

知識や経験を積んで、投資の力が身に付いたら、短期投資にチャレンジするのも一つの方法です。短期投資の場合は、資金がかかる事と1日に何度も取引を行う必要も出てくるので時間的な問題も考えておく事が必要です。

いずれにせよ、自分自身の生活スタイルと投資できる資金にあった投資を行っていくことが投資で失敗しないコツだと言えます。

まとめ

今の不安定な時代において、どうしたら、お金を増やしていけるか考える場合、働いて、収入源を増やす以外に、投資という事を考える人たちが増えてきています。

投資というとリスクがある、資金が減るから危ない、お金を無くす不安などのイメージを抱く人も少なくありません。

しかしながら、実際、投資を実践することで利益を上げている人もいますし、利益を得る方法もありますが、投資に絶対はありません。常に、リスクが伴う事も本当です。

だから、投資に良くある「絶対儲かる」「簡単に稼げる」などという言葉は鵜呑みにしない事です。

まずは、知識を身に付けて、経験を積みながら、じっくりと投資に取り組んでいくことが一般的な投資家にとって、一番の方法だと思います。
自分スタイルにあった堅実な投資をされていってください。