ビットコインのハードフォークの仕組みとメリット、デメリットを徹底解説と今後!

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昨年(2017年)の夏に大きな話題になったビットコインの分裂(ハードフォーク)ですが、このハードフォークとは、いったい何なのか?という方のために、その仕組みとメリット、デメリットなどを詳しく解説していきたいと思います。

ビットコインハードフォークとは

仮想通貨のニュースなどで、話題にも上る「ハードフォーク」ですが、このハードフォークとは一体どのようなものなのか?という事です。

ハードフォークとは、簡単に言うと「仮想通貨の分裂」とも言えます。この仮想通貨の分裂は、既存の通貨の基盤(ブロックチェーン)を変更して、新しい通貨を生み出すというものになります。

つまり、古い基盤(ブロックチェーン)の通貨は残りますから、そのまま使う事ができます。そこから分裂する事で新しい通貨が誕生し、使う事ができるようになるのです。

主に、ハードフォークは仕様が変更されますので、ブロックのサイズや発行上限の変更等が行われる事が多いです。
ハードフォークは、アルトコインを生むために実行されている側面もあります。

最近で言うと、ビットコインの分裂が有名ですね。2017年の7月末の大きなハードフォークを行われる告知があり、相場の動きが激しくなった事があります。

ハードフォークを行う理由

ハードフォークを実行するためには2つの理由があります。

アップデートのため

ハードフォークを行う主な目的の一つがスケーラビリティの問題を解決する点にあります。つまり、仮想通貨の使用における問題点や不便さを解決するためにハードフォークを行います。

ビットコインは決済の点において、処理速度が遅いという問題点があったので、その点を改善するために、ハードフォークが行われて、新たな「ビットコインキャッシュ」が生まれたという例があります。

セキュリティ向上のため

過去にイーサリアムを使ったプロジェクトが行われた時に、集まった資金の一部が盗まれた事件がありました。これはプログラムがハッキングされ、集まった資金つまりイーサリアムが盗まれたのです。

その事件によって、イーサリアムはセキュリティを向上するために、ハードフォークが行われて、イーサリアムクラッシックが生まれたのです。
このように、プログラムのセキュリティ対策のためにもハードフォークが行われます。

以上の2つの理由によって、ハードフォークが行われる事で新たな通貨つまり、アルトコインが誕生します。このアルトコインですが、新たな通貨=アルトコインを作るためにもハードフォークが行われます。

仮想通貨を開発するためのプログラミング(生成するための情報など)は誰でも使用できるオープンソースになっていますので、公開されているプログラミングを参考にする事で、既存の仮想通貨のブロックチェーンを少し変更するだけで新たなアルトコインを作る事が可能なのです。

以上のように、ハードフォークを行う事で、今後も、より使いやすく利便性のよい新たな通貨が誕生していくと考えられます。

ハードフォークとソフトフォークの違い

そもそも仮想通貨の分裂には2つの方法があります。1つは「ハードフォーク」、もう1つは「ソフトフォーク」になります。

ハードフォークについては、詳しく解説してきましたが、では、「ソフトフォーク」とはどのようなものなのでしょうか?

ソフトフォークも、ハードフォークと基本的には同じで、仮想通貨の分裂である事は確かなのですが、相違点は、分裂させる仕組みが違うという点にあります。

ビットコインなどで行われるハードフォークはブロックチェーンを部分的に変更して、新たな通貨を生成する方法になりますが、ソフトフォークは、連なるブロックの全てを丸ごと変更するという方法になります。

そのため、ソフトフォークによって生成された新たな通貨は元の通貨とは全く違った通貨が生まれると言う事になるのです。

ハードフォークの場合は部分的なので、古い通貨に似た特製も持っているという点においても、ソフトフォークとの違いがあります。

ハードフォークのメリットとデメリット

ハードフォークによって、投資家に持たさられるメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

ハードフォークのメリット

ハードフォークのメリットについて、ご紹介します。

通貨のセキュリティや機能が向上する

ハードフォークは仮想通貨の技術的な面でのバージョンアップであるという事から通貨のセキュリティや機能などが以前のコインよりも向上するという利点があります。

セキュリティや機能の向上により、所有者にとって、大きなメリットになるのは確かですね。

新しい通貨が付与される可能性が高い

ハードフォークが実施されると、新しく生まれた通貨が、所有していたビットコインと同じ枚数分を付与される事があります。

ハードフォークのデメリット

ハードフォークのデメリットについて、ご紹介します。

仮想通貨を紛失してしまうリスクがある

新しい通貨と古い通貨との互換性が仕組み上、ないため、送金に遅れがあったり、仮想通貨を無くしてしまうなどといった事が起こるかの性もあります。

ハードフォークが行われた場合は、すみやかな送金などの手続きを行う事が大切です。ハードフォークの予定などをしっかりとチェックしておく必要があります。

相場が急激に変化してしまう

ハードフォークが行われる前後にはその通貨の値動きが激しくなります。もし、自分が保有している通貨がハードフォークの対象になっているようだったら、運営会社やニュースなどをしっかりとチェックしておくことが必要です。

一時的または期間限定で取引停止になる

ハードフォークが行われる場合、その前後は取引が停止される事が多いです。なぜなら、システムのバグや不具合の発生によって、トラブルが起きることを防ぐためにそのようにされます。

もし、送金や売買などの取引を行う場合は、ハードフォークの日程を確認して、開始される前に行うとよいでしょう。

ハードフォークによって新たに生まれた通貨の一覧

ビットコインのハードフォークによって、新たに生まれた通貨をご紹介します。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインゴールド(BTG)

ビットコインダイヤモンド(BCD)

スーパービットコイン(SBTC)

ライトニングビットコイン(LBTC)

ビットコインゴッド(GOD)

ビットコインウラン(BUM)

ビットコインシルバー(BTS)

ビットコインsegwit2x(B2X)

ビットコインプライベート(BTCP)

ビットコインアトム(BCA)

ビットコインSegwit2x(B2X)

このように、ハードフォークによって、新たな通貨が生まれると、保有している通貨の量に応じて、新たな通貨が配布される事が多いです。

では、なぜ、分裂して生まれた通貨を無料で配布するのかという事ですが、通貨の分散と認知度を向上にも繋がるために行われているのです。

ビットコインのハードフォークの今後とまとめ

ハードフォークを行う事で、仮想通貨の問題点を解決することはとても良い事ですし、より利便性の高い、通貨が誕生することは仮想通貨にとってもユーザーにとっても良い事だと言えるでしょう。

現地点においても、ハードフォークは頻繁に行われて、新たなアルトコインが生まれています。その流れは、今後も続いていくと思われますので、今後、ビットコインなど、その他のコインがどのようになっていくのか注視していきたいと思います。