世界中に登場している仮想通貨は全部で1,550種類以上あると言われています。その中でも日本国内で購入することが出来る仮想通貨は現時点で17種類になります。
これだけの仮想通貨が登場している反面、詐欺コインと呼ばれる仮想通貨も少なくありません。仮想通貨の95%が詐欺コインとも呼ばれていますから、その中から安全なコインを選ぶ事が必要になってきます。
現在、日本国内で購入できる仮想通貨は国内の取引所に上場しているコインは、全部、金融庁の認可が必要になっていますので、安全面で保証されたコインのみが取引できるようになっています。
数あるコインの中から、日本国内で取り扱われている17種類のコインをご紹介していきたいと思います。
Index
仮想通貨の種類
国内の取引所で扱っている仮想通貨を一覧にしてみました。
日本国内で買える仮想通貨17種類
※2018年6月時点での時価総額順で記載しています。
BTC (ビットコイン)
ETH (イーサリアム)
XRP (リップル)
BCH (ビットコインキャッシュ)
LTC(ライトコイン)
ETC(イーサリアムクラシック)
NEM/XEM(ネム)
LSK(リスク)
MONA(モナコイン)
QASH(キャッシュ)
FCT(ファクトム)
XCP(カウンターパーティ)
PEPECASH(ぺぺキャッシュ)
BCY(ビットクリスタル)
COMSA(コムサ)
SJCX(ストレージコインエックス)
ZAIFトークン(ザフト)
仮想通貨10種類の特徴
国内で取り扱っている仮想通貨の中から、厳選して、10種類の仮想通貨の特徴を簡単にまとめてみました。
![]() ビットコイン(BTC) |
・時価総額第1位 ・サトシナカモト氏によって世界で初めて作られて仮想通貨 ・ブロックチェーンを使ったデータの改ざんができない仕組みが採用されている |
イーサリアム(ETH ) |
・時価総額2位 ・契約をブロックチェーン上に記録できるスマートコントラクト技術が採用されている ・JPモルガン、トヨタ、マイクロソフト、三菱UFJフィナンシャルグループなどが参加している。 |
![]() リップル(XRP) |
・時価総額3位 ・国際送金について、簡単により早く、低コストで送金できる。 ・2018年1月5日にリップル社がリップルを決済システムで送金する事を発表 ・Google(グーグル)が出資している事で有名である。 |
![]() ビットコインキャッシュ(BCH) |
・時価総額4位 ・ビットコインのハードフォークによって生まれたコイン ・送金の遅延や拡張性の問題が解消されている ・ビットコインよりも期待度が高まっている。 |
![]() ライトコイン(LTC) |
・時価総額5位 ・ビットコインをもとにより利便性の良さを目指して開発された ・即時決済アプリもリリースされ、期待度も高まっている。 |
![]() イーサリアムクラシック(ETC) |
・イーサリアムのハードフォークしたことで生まれたコイン ・スマートコントラクト技術を採用 ・イーサリアムよりもセキュリティや安全性が高くなっている。 |
![]() ネム(NEM/XEM) |
・「カタパルト」というトランザクション処理能力が早くなるという仕組みが実装予定 ・2017年には100倍に高騰した実績がある。 ・開発者の一人に日本人がいる。人気が高い。 |
![]() リスク(LSK) |
・サイドチェーン(処理速度が速い)を採用 ・半年で20倍以上に高騰し、期待度が高くなっている。 ・ネットワークの拡張性も高く、処理速度も速い。 |
![]() モナコイン(MONA) |
・掲示板2ちゃんねるでMr.Watanabeによって開発された日本発の仮想通貨 ・Segwitと言う拡張性の問題を解消する技術が世界初で採用 |
![]() ファクトム(FCT) |
・契約書、文章、貸付記録、保険などの電子データを低コストで記録、管理する事が出来るプラットフォーム ・個人情報や機密データなどのセキュリティや安全性が高い。 ・マイクロソフトとも提携している。 |
その他の仮想通貨を見つける方法
国内で取り扱っていない仮想通貨は殆どコインが海外で見つける事ができます。どのようなコインがあるのかを調べるためには、CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)というウェブサイトを活用するといろいろなコインを見つけ出す事ができます。
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)とは?
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)は、上場後の仮想通貨のほぼすべての時価総額や価格、流動性、変動率を確認できるウェブサイトです。
仮想通貨はビットコイン以外のアルトコインも全世界で数千種類あり、ICOなども含めると膨大な数になっています。
それらのコインの価格や流動性、変動率などの情報を一目で見る事ができるのがこのCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)というサイトになります。
このサイトを利用することで、どの仮想通貨が成長しているのか、ICOが発行している独自トークンなどのデータを見る事ができるので、ICOを判断する時にも活用できます。
なお、仮想通貨の約95%は詐欺コインと言われています。そのようなコインを調べるために、CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)を調べて、掲載されていなければ、そのコインの購入の判断材料の一つにもできます。
このウェブサイトを上手く活用して、仮想通貨の購入や投資に役立てください。
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)の使い方
・日本語表示可能
英語表示になっている場合、日本語表示にも切り替える事が可能です。その場合は、サイトの左上部に設定箇所がありますので、そちらで日本語にしましょう。
・様々な切り替えが可能
サイトトップページの左側の仮想通貨というタブを押すとプルダウンが表示され、いろいろな切り替えができます。必要に応じて使用しましょう。
・様々な情報が確認できる。
それぞれのコインのページに行くと、現在のコインの時価総額やボリューム、最大供給、チャート、市場などの情報を見る事ができます。
なお、2018年の5月にはCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)のスマホアプリも登場しました。現在は、iOS版のみになっていますが、スマホでも情報を見る事ができるようになりました。
※アプリ版(iOS版あり)のみで、Android版は現時点ではありません。
まとめ
今回、ご紹介した仮想通貨以外にも世界中にはたくさんの仮想通貨が存在しています。
今後も、たくさんの仮想通貨が誕生していくと思われますが、実際の生活に使う事が出来るようになるまでは、まだまだ、様々な改善点もうまれてくるとは思われます。
日本での認知度は昨年から高くなってきてはいますが、まだまだ、世界に比べると遅れています。今後は世界の動きに伴って、日本でも少しずつ浸透して行くのではないでしょうか。